日本化学会第 95 春季年会特別企画


生命化学が拓くバイオ医薬・核酸医薬フロンティア

Frontier of Biologics, Nucleotide Therapeutics by Chemical Biology


日時: 3 月29 日(日) 午前
会場: S5 会場(14 号館2F 1423 教室)
企画責任者:(第一三共)小泉 誠、(東北大)和田 健彦
【趣旨】本企画は、現在日本において喫緊の課題解決のための施策「健康医療戦略」「医薬品産業ビジョン」が主導する、バイオ医薬創製・遺伝子診断・コンパニオン診断法開発等の研究分野において、生命化学を基盤として先導的・最先端研究を進めておられる産学官研究者の講演を実施し、当該分野における最新情報を交換するとともに、本企画参加者との議論を通し、今後の医薬開発・ライフサイエンス分野における、生命化学および化学研究の役割と方向性を明確化する。さらにレギュラトリーサイエンスやバイオ医薬に取組む医師の先生からの講演も実施し、医療・ライフサイエンス分野において、化学・生命化学が新たな研究分野を開拓していくための多面的な意見交流と議論を深める。

プログラム
9:30〜 9:35 特別企画趣旨説明
(東北大)和田 健彦
座長:(東北大)和田 健彦
9:35〜10:00 医薬品のNew Targetー四重らせん構造のDNA とRNA
(甲南大学)杉本 直己
座長:(九工大)竹中 繁織
10:00〜10:25 遺伝子制御機能をもつ人工核酸の合成研究
(東工大)関根 光雄
10:25〜10:50 核酸医薬の実用化に向けて
(第一三共)小泉 誠
座長: (京大) 浜地 格
10:50〜11:15 ラボオンチップによるコンパニオン診断
(名大院工)馬場 嘉信
11:15〜11:40 核酸医薬の実用化に向けたレギュラトリーサイエンス研究への取り組み
(国立衛研)井上 貴雄
座長:(東大)津本 浩平
11:40〜12:05 核酸医薬への「創薬化学」的アプローチ
(阪大院薬)小比賀 聡
12:05〜12:30 核酸医薬創薬の問題点と今後の方向性
(東京医科歯科大)横田 隆徳
12:30〜12:35 総 括
(第一三共)小泉 誠