<主旨>
2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)では気候変動やエネルギーに関する目標が設定され,同年12月に行われたCOP21では温室効果ガスの具体的な削減目標が各国に課されるパリ協定が締結されるなど,脱炭素社会に向けた世界規模の枠組みづくりと実現に向けた活動が推進されています.我が国では,「プラスチック資源循環戦略(令和元年5月31日)」が策定され,従来の化石資源由来の樹脂素材から,紙,バイオ・生分解性プラスチック等の再生可能資源への転換,および,化石由来資源と再生可能資源の適切な組み合わせによるCO2排出量削減が志向されており,研究開発が果たす役割は小さくありません.
今回は,「セルロースナノファイバー」,「バイオマス由来プラスチック」をキーワードに再生可能資源材料の接着・接合・塗装に関連する分野でご活躍されている方々をお招きします.脱炭素社会の推進にも関連する研究開発の現状に触れる機会になればと思っております.
主催 | 日本接着学会東北支部 |
後援 | 高分子学会東北支部, 秋田県高分子材料研究会,日本木材学会木質パネル研究会 |
日時 | 2019年12月4日(水)13:0~16:30 |
場所 | カレッジプラザ 大会議室 秋田県秋田市中通2丁目1-51 |
アクセス |
1. JR秋田駅 徒歩5分 2. 秋田自動車道 秋田中央iCから10分 近隣の有料駐車場をご利用ください |
プログラム(敬称略) |
<13:10-14:10>
ナノセルロースの成形加工~絶縁強化木からCNF自動車部材へ~ 利昌工業株式会社開発本部 奥村 浩史 <14:20-15:20>草木・木本由来材料とプラスチックの複合化(仮題) セルロースナノファイバーの水性塗料への添加効果 |
申込先 |
016-0876 秋田県能代市海詠坂11-1 秋田県立大学木材高度加工研究所 足立 幸司 電話:0185-52-6900 FAX:0185-52-6924 E-mail:kadachi@(iwt.akita-pu.ac.jpをつけてください) |