福島地区・高分子学会東北支部講演会(日大郡山現地予定)

趣旨 2年間ほど続いたCOVID-19禍も大分下火になってきました。これは、我々人類がソーシャルディスタンス等、感染対策をおこなってきたことが大きいのですが、mRNAワクチンによる集団免疫効果がかなり大きいものといえます。mRNAワクチンの作製にあたっては、核酸化学をはじめとする高分子化学が重要な役割を担っており、COVID-19禍が収まりつつある状況下、高分子化学研究者が今一度核酸化学の研究の潮流に触れることは、新たな感染症や疾病に対する必要な“ワクチン”であるといえます。今回は、東北地区の三名の核酸化学関連研究者をお招きし、最新の研究成果に関する講演を聴講する事により、核酸化学における高分子化学の貢献について触れたいと思います。
日時 2022年3月7日(月)13:30~17:30
会場 日本大学工学部 次世代工学技術研究センター
プログラム <13:30-14:30>
「核酸・タンパク質などの生体高分子の分子シミュレーション」

山岸賢司(日大工)

<14:40-15:40>
「新しい環境感応型蛍光核酸塩基の設計と応用」

齋藤義雄(日大工)

<16:00-17:30>
「細胞内環境応答型人工核酸を活用した高治療効果発現核酸医薬の創製
-RNase Hを利用した触媒的標的RNA切断機能付与型核酸医薬への展開-」

和田健彦(東北大多元)

参加申込方法

3月1日(火)までにご氏名・勤務先・連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)を明記の上、電子メールにて下記問い合わせ先までお申し込みください。

問い合わせ先

〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1
日本大学工学部生命応用化学科
小林厚志
E-mail: kobayashi.atsushi@(nihon-u.ac.jpをつけてください)